良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である
「良心に恥じぬということだけが、
我々の確かな報酬である、か」
報酬とは何かを行ったことに対する対価だが、
多くの場合人はそれを「お金」に換算する。
お金はとても便利だ。
便利すぎてまるでそれが一番大切なものだと錯覚する。
だけどお金は「報酬」のほんの一部に過ぎないのだ。
お金は使えばなくなるし、ためておけば宝の持ち腐れだが、
得た知識や経験だけは自分の中にずっと残る。
「確かな報酬」とは目には見えない「不確かなもの」なのだ。
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