撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ
Take my tip – don’t shoot it at people, unless you get to be a better shot.
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。
最近、特に報道やネット上には、
知らない他人を攻撃したり、
社会にインパクトを与えるためだけに報道するしたり、
そうゆう悪意のない悪意を多く目にする。
自分だってそうではないと言えないけれど。
自分の書いた文章が大勢の人の目に触れることを「覚悟」している人が
一体どれだけいるのだろう?
言葉に宿る力にどれだけの人が無自覚なのだろう?
ペンは剣より強い。
愚かな大量殺人を起こす戦争も、
きっかけを作るのは扇動という名の言葉だ。
自分の発する言葉が自分に返ってきたときにどう思うか。
根拠のない言葉を平気で並べたり、
自分が気に入らないからと人の尊厳を傷つける言葉をぶつける。
そうゆう愚かさに、
人はつい無自覚になりがちだ。
銃を撃つということは、相手を殺すかもしれないということだ。
そして、誰かに銃を向けると言うことは、
誰かに殺されるかもしれないと言う覚悟が伴うことなのだ。
人殺しに誠意も何もないが、
自分だけが銃を持っていると思って得意になって、
ところかまわず撃ち続けると、
そのうち誰かに撃たれて死ぬかもしれない。
あなたはその覚悟を持って、銃を撃っていますか?
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