何を話すかより、何を聴くか?
われわれに耳がふたつと口がひとつ与えられているのは、少なくとも話すことの二倍は聞くことをしなければならないということである。
ホーデノショーニ
北山耕平『月に映すあなたの一日 ネイティブ・アメリカンの364のことわざが示す今日を生きる指針』
年を取るとどうしてこうも人の話を聴くことが苦手になるんだろう。
友人に言われた言葉で、いつも自分を戒めているものがある。
どんな人の言葉にも、一度は試してみる価値があると。
耳が二つ付いているなら、理解力も二倍になっていないといけないが、どうやら人間の脳はまだそこまで進化していないのかもしれない。
とにもかくにも私たちは人の話を聴く必要がある。
相手が何を言いたいのか、どんな意図があるのか。
それは厳しい言葉かもしれない、優しい甘言かもしれない。
若者ほど変化に強くなく、若者ほど純粋でもない私たちは、
それでもなんとかこれまでの歳月で得た『受け皿』の広さで人の話を聴き、どういう意味だろうと、じっくり考えることが大切かもしれない。
年をとればとるほど、間違っている自分を諫めてくれる言葉には、なかなか出会うことができないのだから。
ただし罵詈雑言には耳を貸す必要なし。速攻でゴミ箱にダンクシュートである。
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