人なんてどいつもこいつも切り開いて皮をはげばただの肉の塊だ
ドラマ『アンナチュラル』第三話
「ふざけるな。
女は信用できねぇだとおめぇがくそ小せぇこと言ってるから俺が駆り出されたんだ。
人なんてどいつもこいつも切り開いて皮をはげばただの肉の塊だ。
死ねばわかる」
私たちが他人を判断する材料は見た目と肩書だ。
「女か男か」に加えて、
年齢、出身地、学歴、所属、やせているか、太っているか、美人か、不細工か?
見た目と肩書はとても重要だ。それらの印象の良し悪しで人生が決まる。
と、思っている日本人はとても多いことだろう。
じゃあ良し悪しとは、いったいだれが決めることなのだろうか。
誰にとっての「良い見た目」で、誰にとっての「良い肩書」なのだろうか。
はっきり言おう。それはただの「都合の良い」人間である。
見た目と肩書だけで人を判断するような人たちにとっての「都合の良い」人間である。
見た目と肩書に依存することは、判断する相手に自分の身をゆだねるということだ。
誰かの都合の良い人間である必要は果たしてあるだろうか。
その誰かも、「ただの人」であることには変わりない。
社会で信じられていることって、案外「くそ小せぇこと」なのだ。
#ドラマ名言 #アンナチュラル