さよならドールはさよならしたくない。
二人は愛を育む 争いをよそに
不条理な現実 言葉も国境も
壁という壁を 愛は超えた
争いは金を生み
悲しみや憎しみだけが残る
弱い者を盾に槍をつき
平和を餌に蝿が集る
忘れないでこの島を この海を
いつの世も いついつまでも
モンゴル800『さよならドール』作詞・作曲：キヨサク
これは遠い昔の話ではなく、今を生きる私たちの現実です。
愛は全てを超えて育まれるのに、争いは躊躇なくそれを引き裂きます。
いつの時代も争いはお金を生む道具です。
そしてお金を手にする人はいつだって、最前線で戦う人のことを知らないのです。
最前線で戦う人とは、あなたのことです。
あなたの子供達のことです。
「国を守るため」と言い武器を買い、
「平和を守るため」と言い他国の人を傷つける。
果たして本当にそんな方法で平和や人が守れるのでしょうか？
75年前、同じことをしてどうなったんでしょうか？
歴史は繰り返すと言うけれど、それは無知だからです。
歴史を学べば、必ず別の選択肢があるはずなのです。
誰かが言う「国のために」などと都合のいい言葉に惑わされてはいけない。
彼らは国を守るのではなく、お金が欲しいだけなのだから。
あの南の島で住民全員が体験したことを、なかったことにはできません。
一人一人の体験。それが歴史を作るのです。
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