夢を見ないことは、恥ずかしいこと
気高い夢を見ることだ。あなたはあなたが夢見た者になるだろう。あなたの理想はあなたがやがて何になるかの予言である。
ジェームス・アレン『考えるヒント生きるヒント』
大人になると「夢を見る」ことがまるで「恥ずかしいこと」のように思われているところがある。
これまで「良い大学に行って、良い会社に入って、結婚して子供を育てるのが現実的」ということがまるでスタンダードであるかのように言われてきた。
「夢を見る」と言うことはなにやら不安で怪しげで、見通しがもてない。
そういう思い込みがあるのだろう。
だけどこうして世の中が様々に変化し始めて、いろいろなことに気付ける。
将来安心だと思っていた大きな企業は本当にずっと働ける会社か?
夫婦の形とは常に決まった形式があるべきなのか?
「あんな人間にはなりたくないな」などと思う上司の下にいることは、将来あなたが同じようになるというわかり切った答えである。
それならいっそ、これまで「正しいとされてきたこと」を捨てて、本当に自分にとって必要なものを集めて生きるべきじゃないだろうか?
なりたくない将来の自分を写す鏡のような存在の上司と、やりたくもないと思っている仕事を続けるあなたは幸福なんでしょうか?
人を活かさず、疲れさせる会社は必要か?結婚という契約は必要か?良い大学ってなんだ?頭が良ければ社会で働けるのか?
もっとみんなが活き活きと、生きやすい社会を作り、そこで夢を見ることの方が、ずっと楽しい人生じゃないだろうか。
夢のない人生なんてつまらないし、理想の自分がない生活なんて張りがない。
夢というのは職業のことではなく、「こんな自分でありたい」という目標だ。
本当はみんな、「こうだったらいいな」と思っているじゃないですか。
だってSNSを見ていれば、みんなたくさん希望を語ってますよ。素敵な夢を。
それ、全部実現しちゃいましょう。
人生はいつどうなるかわからない。コロナウィルスがあるから天災がないとは限らない。
人は必ず死を迎えます。どんなにお金を積んでも死に方は選べません。
いつかやろうと思っていたことはいつできなくなるかわからないし、いつか行こうと思っていた場所は、永遠に失われてしまうこともある。
それはここ一年ほどで痛いほどわかった。
いつかなんてない。私たちにあるのは今なのだ。
だから今、この瞬間から未来の自分を夢見よう。こんな自分になりたいと。
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