ONE PIECEに学ぶこんな生き方してみたい⑬
ONE PIECE 35巻
「――それが船長だろ…!!!迷うな お前がフラフラしてやがったら おれ達は誰を信じりゃいいんだよ!!!」
ゴーイング・メリー号との決別を最初に選択した時、ウソップは激怒した。
それまで一度も進路を迷わなかった船長・ルフィが、初めて揺らいだ瞬間だった。
迷いながらも選択したその道を、信じて支えるのが船員の役割だ。
こんな風に厳しいことを言うのも、ゾロがルフィを信頼しているからだろう。
誰かを信じると言うことは一種の賭けだと思う。
でも賭けないと、この世界では生きていけない。
誰にも賭けられない……誰のことも信じられないという孤独は、きっと人を殺す。
一度決めたらもう迷わない、なんてことばかりではないだろう。
不安なことも迷うことももちろんある。
あのルフィでさえ迷うのだ。
迷うことは悪いことじゃない。
しかし決断できないことは命取りとなる。
迷った末の結論を、支えてくれる人がそばにいることは幸福だ。
誰かと一緒に道を進むとき、
お互いの信頼があって初めて、はるか遠い希望に向かって歩いて行けるのだから。
一人では決していけない遠い未来へ。
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