宇宙で一番、知りたい言葉

歌詞・名言・アニメ・漫画・ドラマ・映画のセリフまとめ

生きづらいな、と思っているまだ若い君たちへ。

生きづらいな、と思っている

まだ若い君たちへ。

 

答えになるかわからないけれど、

年を取るってこういうことだよと感じた

アラサーの話。

 

年齢を気軽に言えなくなったのはいつだろう。

いつというより、周りが年下ばかりになると、

なんとなく気を遣われるのが嫌で、

なんとなく言いづらくなる、というのが正解な気がする。

 

あとは、単純に自分の年を忘れてしまう、というのもある。

きちんと数えられたのは20歳くらいまでだった気がする。

数字に弱いのは年を取ってからも変わらない。

 

なんだかんだ年を取って気付いたのは、

昔あれだけ嫌いで苦手だった「自分自身」

その自分を、どれだけ大事に愛してあげられるかの方が、

生きる上でたいせつだと言うことだ。

 

下手したら、他人を愛するより自分を愛することの方が難しい。

 

昔の自分は、

怠け者で努力が苦手な自分が嫌いだったし、

人とうまく関われない不器用な自分が苦手だった。

 

今も怠惰な自分は残っているし、

人とうまく付き合えない自分に飽きれることもあるけれど、

 

でも、僕はもう、

そんな「不完全な自分」を愛することに決めたのだ。

 

人の目を気にして生きていたころ、

何でも「完璧」に、「理想通り」にしたがった自分。

他人の目にも自分の目にも敏感で臆病だった自分。

 

今もたまに顔をのぞかせる。

たぶん一生この「自分」とも付き合っていくのだろうと思うけど、

 

決して成長をやめたわけではなく、

変わることを諦めたわけじゃないけ。

でも、そんな「不完全な自分」を受け入れることで

もっと別の変化が起きる。

 

まるで違う自分になったかのように、

いろいろなものの感じ方やとらえ方が変わる。

 

世界がぴゃーっと広がって、

見る景色も聞こえる音も何もかもが変わる。

 

「自分が変わる」とはこういうことだ。

 

「自分を愛する」ってことだ。

 

僕はアラサーになってやっと自分を受け入れる準備を始めることができた。

 

きっと人によってその時期は違うだろうけれど、

でもみんなにもぜひ知ってもらいたい。

 

 

年を取るということは

「自分を受け入れる」ことで、

「自分を愛する」ことで、

「自分が変わる」ことだ。

 

 

そうすると、

自分のことが苦手で嫌いだった若い頃より、

ちょっとだけ、

生きやすくなるのだ。

 

 

#手紙 #自分 #自己肯定感 #受け入れる #アラサー #愛